服を選ぶことが、少し難しくなってきたと感じることがあります。
以前は、ここまで迷っていなかった気がするのに。
なんとなく選んで、なんとなくまとまっていた。
でも今は、
手に取る服はあるのに、しっくりこない。
整えようとしても、どこか噛み合わない。
そんな感覚が残ることがある。
年齢を重ねたからこそ見えてくる、微妙な違和感です。
その違和感は、どこから来るのか。
多くの場合、
服そのものではなく「選び方」にあります。
これまで私たちは、
その時の自分に合うと感じたものを選び、
周りからの言葉を参考にしながら、
少しずつクローゼットを作ってきています。
それは自然なことですし、間違いではありません。
ただ、その積み重ねは、
気づかないうちに少しずつ方向のズレを生むことがあります。
年齢を重ねると、そのズレがはっきり見えてきます。
体型や肌の質感、
ライフスタイルや求められる印象。
少しずつ変化していく中で、
これまでと同じ選び方では、
整いにくくなっていく。
何かを足せば整うように思えても、
実際にはそうならないことが多いのは、
服が足りないからではなく、
判断の軸が曖昧なままだからです。
自己流で選ぶことには、どうしても限界があります。
過去の感覚や経験は大切ですが、
それだけでは今の自分に合う判断が難しくなることもある。
感覚に頼るほど、選ぶたびに基準が揺れやすくなります。
その結果、
服は増えているのに、
整っている実感が持てない。
そんな状態に繋がっていきます。
整えるために必要なのは、
一つひとつの正解を探すことではなく、
選び方の基準を持つことです。
どんな印象を目指すのか。
何を選ばないのか。
どんなバランスが自分に合うのか。
それを言葉にして整理していくことで、
初めて「選び続けられる状態」がつくられます。
これまで多くの方を見てきて感じるのは、
整う人と整わない人の違いは、
センスや感性ではないということです。
違いは、
自分の選び方を説明できるかどうか。
そこにあります。
40代以降のファッションは、
なんとなく選ぶものから、
自分で判断していくものへと変わっていきます。
その変化に合わせて、
選び方も少しずつ整えていく。
それだけで、クローゼットの状態は大きく変わります。
もし今、
服はあるのに整わない感覚があるとしたら。
それは足りないのではなく、
整理するタイミングなのかもしれません。
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