・『ファッション』とか『オシャレ』ってそもそもハードルが高い
・オシャレな服を自分で選べない
・オシャレはしたいけど頑張り過ぎた感じにはなりたくない
そんなふうに感じたことはありませんか?
年齢を重ねると今まで着ていた服が似合わないと感じたり…服選びが難しくなりますよね。
この記事はオシャレはしたいけど、どんな服を選べばいいのかわからないという方にぜひ読んでもらいたい内容です。
この記事を読めば
『オシャレって難しいって思ってたけど、全然難しくないかも。私にもできそう!』
と思うことができますよ。
20代から70代まで延べ300名の女性にファッション講座を開催してきた
主婦目線を大切にするパーソナルスタイリストの私が
ファッションを感覚やセンスに頼らず、わかりやすく解説します。
3分程度の記事ですので、ぜひ新しい服を買う前に!この記事を読んでみてください。
オシャレをするにはオシャレな服を買わなければいけないのか?
オシャレな服より大切なもの
結論。
オシャレをするのに、オシャレな服はいらない!
オシャレな服ではなく、まずはベーシック服を整えることが大切です。
『ベーシック(basic)』とは『基本・基礎』という意味です。
ベーシック服とは何の変哲もないシンプルな服のことを言います。
え?そんなこと?
私はベーシックな服しかないのに野暮ったく感じるのはなんで??
ベーシックな服って地味なおばさんになりそう…
ベーシックな服無くしてオシャレは不可能なんですよ。
オシャレを頑張っている人ほど、装飾や柄物などデザイン性の高いアイテムを選びがちな印象です。
例えば装飾たっぷりのブラウスに、花柄のスカート、ピンクの靴のコーディネートを想像してみてください。
一言で言うと、イタイ…。
またはやり過ぎになってしまいます。
このスタイルを40代以降の人が着こなすことはかなり難しいです。
だからと言って、年齢を重ねたら可愛らしいアイテムを選んではいけないということではありません。
ポイントはやり過ぎ禁物!
いくら可愛い服が好きだからといって、全てのアイテムを可愛いものにしない。
コーディネートの中の1アイテムだけ可愛いアイテムにして、他をベーシックアイテムにすれば『大人カワイイ』コーデの完成です。
オシャレな人ほどさりげない
オシャレな人ほど、頑張り過ぎず、肩の力が抜けたさりげないオシャレをしていると思いませんか?
私の理想とする『大人のオシャレ像』は
流行ばかりを追いかけず、自分らしいスタイルを持っている。
決して高いものではないのに、素敵に着こなすことができる。
少ない服でうまく組み合わせていていつも新鮮な着こなしをしている。
みなさんはいかがですか?
そんな大人のオシャレ像を叶えるには、ベーシックアイテムを整え、コーディネートできるようになることが大切です。
オシャレな人こそコーディネートの軸はベーシックアイテムです。
ベーシックアイテムなくして、オシャレは不可能と言っても過言ではないです。
まずは “オシャレなものを買わなきゃオシャレはできない” という考え方を捨てましょう!
もし、今あなたがファッションに少しでも苦手意識があるとしたら、それは服の選び方を知らないだけです。
選び方にはコツとルールがあります。
それを知れば、オシャレは難しくない!と思えますよ。
ベーッシクアイテムこそ超重要ということについてお伝えしますね。
ここでいうベーシックアイテムとは
・フリルやレースなど装飾のないデザイン
・柄のない無地
・白・グレー・黒・紺・ベージュ・茶・カーキ(オリーブ色)の7色で一般的によく売られている色
という定義です。
ベーシックアイテム無くしてオシャレはできない理由
大人女性が陥りやすい間違ったオシャレ
私たち大人女性がファッションを楽しむために気をつけたいポイントとして
①イタいおばさん感…流行を意識し過ぎる
②頑張り過ぎ感…年齢を意識して逆に派手にし過ぎる
③どこか懐かしい昭和感…年齢を意識し過ぎてとりあえず地味にする
ストレートな表現ですが…
この3つのポイントを意識することが大切。
どれも程よく取り入れることはいいのですが、やり過ぎは禁物です!
このやり過ぎは回避するためにもベーシックなアイテムが必要になってくるのです。
それぞれの間違ったオシャレ解消法
①イタイおばさん感 (流行意識し過ぎ)
大人女性は流行を意識し過ぎることはありません。
なぜなら、年齢を重ねると体型の変化もあり流行しているアイテムを着こなすことが難しいことが多いからです。
例えば袖に装飾のあるデザインのトップスや、ビッグシルエットのアイテムはどうしても着太りに繋がりますよね。
なので、流行をとりあえず取り入れようとするのではなく、必ず試着をしてトライできそうなものだけ取り入れる。
難しいな…と感じるものは潔く見送ることが大切です。
流行より、体のラインがキレイに見えるものを選んだほうがよほど洗練させることができますよ。
②頑張り過ぎ感 対処法(派手過ぎ)
年齢を重ねて、どんどん地味になる人、どんどん派手になる人。
二分される印象です。
もう年だから地味にしなきゃと思う必要は全くないのですが、派手にし過ぎると品がない印象になってしまいます。
そんな時はベーシックアイテムをコーディネートの軸にして、流行のものや、華やかなものを1ポイントだけ加える。
こうするとで、ただの地味なおばさんにならずに、大人女性が目指したい品の良さを表現することができます。
③どこか懐かしい昭和感 対処法
“年相応”という言葉を意識し過ぎて、地味にし過ぎたり、何年も同じ服を着ていては年齢より老けて見えてしまいます。
ベーシックアイテムにも更新が必要です。
消費期限がないからといって何年も着続けていると古臭い印象に。
3年を目処に更新しましょう。
またコーディネートの中に1ポイント
・キレイな色や柄
・デザイン性のあるもの
・流行っている形
などを取り入れてみましょう。
1ポイントだけ取り入れることがポイントです。
品よくまとめることができますよ。
ベーシックアイテムを『整える』
ベーシックアイテムは足りている?
過去の私は
『ファッション=センス』
だと思っていたので、その時の気分で買うことが当たり前でした。
・春だから明るい色を着たい
・いつもと違う服にチャレンジしてみたい
・店員さんにオススメされたからいいかなと思って
・セールだったのでお得だから
こんなふうに、感覚で服を買う人がほとんどではないでしょうか?
決して悪いことではないのですが、せっかくその時は気に入って買ったのにあまり着てないとか、同じ組み合わせばかりで気回せてないってことはありませんか?
それは軸となるベーシックアイテムが足りていないことが原因です。
手持ち服に合うものがないから、せっかく買った新しい服もいつもワンパターンな着こなしになってしまうんです。
“この洋服にはこれを合わせる”
という着方をしてるとワンパターンで飽きるし、何より服をたくさん所有しなければならなくなります。
あなたのベーシックアイテムは使えるものか_?
私はベーシックアイテムしか持っていないけど、
全然オシャレじゃないです…
ただなんとなくベーシックアイテムを持っていても
ダメなんですよ。
今までお会いしたお客様の中には、
『クローゼットは地味色ばかりです。』
『服はたくさんあるのになぜか着るものがないんです。』
という方がたくさんいらっしゃいました。
ベーシックアイテムはたくさん持っていても、使えるものでないと意味がないんです。
着回しやすいものを厳選する必要があります。
整ったベーシックアイテムを軸として、色や柄を取り入れたり、組み合わせを変えることでバリエーションを広げることができるんです。
これはあくまでもベーシックアイテムが整っていることが前提です。
逆を言えば、ベーシックアイテムが整っているからこそキレイ色・柄物・装飾のあるデザイン性の高いものが活きてくるのです。
ですので、オシャレをしたい!と思って、なんとなく買い物に行って、いきなり目に留まるキレイな色や柄物、装飾のあるデザイン性の高いアイテムをいきなり買うのはNG行動です。
その前に、意識していないとなかなか目に留まらないような、いたってシンプルなベーシック服を整えることから始めましょう。
ベーシックアイテムを選ぶときのポイント
まずは手持ち服を活かす
あるものは活かしましょう。
ただし前述した通り、服には消費期限は書いてないので、手放すタイミングを意識しましょう。
チェックポイント
✔︎汚れや、毛玉、生地の傷みなどないか
✔︎サイズ感はどうか?
✔︎3年をめどに古さを感じないか
この3つをチェックし、気になる点が1つでもあれば更新のタイミングです。
値段ではなく品質重視
ベーシックアイテムはコーディネートの軸となるものですので、少し高くても品質重視で選ぶことをオススメします。
チェックポイント
試着は必須です!
できれば鏡越しに自撮りをして、客観視することをオススメします。
シルエット・素材、サイズ
の違いにより見え方が全然変わってきます。
安いにこしたことはないのですが、ここは妥協せず、スタイルアップして見える方を選びましょう。
気になるところが一点でもあれば買わない。(必ず着なくなります)
まとめ
いかがでしたか?
オシャレをするには派手さのないベーシックな服を整えることが大切です。
ただなんとなく、流行っているものや、オシャレっぽいものを探すのではなく、軸となるベーシックな服を揃えることから始めましょう。
コツとルールさえ掴めば、ファッションは決して難しくありません。
一緒にファッションを学んでいきましょう。
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